良書のご紹介

writer:ダーラナの森

最近、北欧の本を読むより、中国の歴史小説にはまっている私ですが、久しぶりにスウェーデン関連で面白い本を読みましたので紹介します。

とはいっても、読み物として面白いかは、読み手の興味の趣で大きく異なるでしょう。スウェーデン在住の三瓶恵子さん書き下ろしの「人を見捨てない国、スウェーデン」です。出版元が岩波書店で、ジュニア新書版です。以前にも同新書を読んだことがあり、同じことを感じましたが、若い人に生きることの意味を問い、明日を開くことを期待するためのシリーズですが、ジュニアはないだろうと思っています。

<話が脱線したので閑話休題>

内容は、教育・家庭・社会やその周辺について、日本ではまったく理解されていない彼らのシステムや概念をたいへんわかりやすく書いてあります。私も選挙のシステムや結果について、スウェーデン人から聞いて理解していたことと異なった事実をしり、認識を改めました。
人を見捨てない国

スウェーデンに興味があり、スウェーデンをもっと深く知りたいと感じている方には、文化的・歴史的側面を知るように勧めていますが、その行間を埋めることのできる良書です。このような話を日本語で正しく情報が取れるということ自体、少ないチャンスなので、三瓶さんに心から感謝しています。

テーマ : シンプルライフ
ジャンル : ライフ

家の価値

writer:ダーラナの森

スウェーデンでは、家の価値は新築より、少し利用した後(10-30年)の方が高まります。本当です。もっと古い家も十分価値が認められています。多くの街には旧市街という場所があり、そこに住めることはステータスでみんなのあこがれの場所ですが、立て替えなどという不埒なことはしません。

広すぎたり、手狭になったり、求める立地条件が変わったりしたら、住み替えます。今住んでいる家も快適だし、これから求める家も快適だし、不動産的価値も適価に評価されるからです。

この話は長くなりすぎるので、一例をあげて、少しづつ話題に取り上げたいと思います。

不動産屋の広告です。クリックすれば大きくなります。
売家
左の写真はスウェーデンの地方の街の旧市街にある物件、床面積75㎡、66平米の土地付き、259万クローネ(今なら、たった3千万円、4年前なら為替の関係で4千5百万円以上)、2階の斜天がかもしだす閉所感がとても過ごしやすそうです。個の閉所感の良さ、判って欲しいなア~!ちなみに築203年(1809年築)です。

右の写真は、同じ街の郊外に建つ家、典型的な大屋根の家です。こちらは、床面積145㎡に6部屋もあります。土地は郊外の割に狭い796平米しか付いていません。価格は、2千万円。おっと、プ-ル付きです。築98年の物件でした。

普通の不動産屋さんの光景です。

日本人、刮目せよ!とは言いませんが、意味をよくとらえて、生産性の高い国、国民になりたいなといったメッセージでした。

テーマ : シンプルライフ
ジャンル : ライフ

車中 静かにするべし!

writer:ダーラナの森


先日、北欧出張した時のある休日、コペンハーゲンに滞在していましたが、同行者が、市内随一であり北欧随一でもあるあの有名なショッピングストリート「ストロイエ」がつまらないと言いだしました。

では、クロンボー城のあるヘンシンオエか、海峡をはさんだスウェーデン第三の都市マルメでもどうかと言ったら、即座にスウェーデンとの返事、その心は、お店に置いてある商品や売り方がコペンハーゲンとまったく異なり、押し売りくささもなくセンスの良いものが多いとのことでした。

スウェーデンびいきとしてはうれしくもあり、早速、コペンハーゲン中央駅から列車に乗り込みました。マルメに行けば知っているおいしいレストランもあり、遅昼にすればと考えながら、すいている車両に乗り込みました。

乗ってすぐいつもの調子で、マルメのどこを回ろうかと話をはじめた瞬間です。隣のおばさん、前の席のオジサンが即座にこちらを睨みつけ何か喋っています。叔父さんは何かを指でさしていました。写真のマークです。
quiet zone
静粛専用車両だったのです。向こうでは車中で携帯電話で話すことは「御法度」ではなく、時にうるさいなと思うことがありましたが、こんな車両があったとは!

たしかに、自転車オ―ケー車両、ペットオーケー車両、当然ですが、ベビーカーはのるとき降りたためなどと、無粋・不埒なことは言われません。乗り降りには周りいる人たちが惜しみなく協力してくれます。電車だけでなく、バスでさえそのほとんどに、ベビーカーゾーン(車いすと共用)があるわけです。

何回言っても、文化の違いを感じる旅になります。
with cycle

テーマ : シンプルライフ
ジャンル : ライフ

ディナー

writer:ダーラナの森

先日、ストックホルム在住の取引先であるアラスご夫妻に自宅に夕食に招待いただき、行ってきました。

お住まいは、セーデルマルム(南島)の真ん中で、中央駅から地下鉄で3つ目(5分)、あるいて5分のたいへん便利なところです。数年前に中古の物件を購入し移り住んだとのことですが、あまりの便利さに車の所有もやめたそうです。美味しいレストランも入っている大きな公営市場や映画館はすぐとなり、その先にはデザインショップや旬なショップが立ち並ぶヨータガータンも至近距離です。

お住まいは、20年前に再開発された地区で、まさに20年前、ストックホルム市の建築士に案内いただき見学した物件の一角でした。写真は現在のメインビルディングです。

VillaArras01
アラスさんのお住まいはLDK+3ベットルームに大きな玄関ホール、そして庭付きです。庭のない家には素敵なベランダがついています。

ご主人は元シェフとのことですが、引っ越しの時、自分の城であるキッチンは床から、キッチンシステムまですべて自分で新しくしたとのこと。さすがスウェーデン!
VillaArras03
お食事は、庭でシャンパンをいただいた後、前菜が魚卵と玉ねぎのマヨネーズソースあえ、自分で混ぜます。これがおいしい!主菜はローストポークにオリジナルソース、ベイクドポテト添えでしたが、すべて今までレストランで食べたことのない工夫がされ、美味!ブリュレのデザートまでスマートでデリシャスなディナーでした。

同席した店長や副店長は、料理だけでなく、インテリアや照明の素晴らしさに声を失ってしまったしまつです。

日本に帰って実践できるや否や!?

テーマ : シンプルライフ
ジャンル : ライフ

北緯65度の夕暮れ

writer:ダーラナの森

緯度の高い場所での暮らし、太陽が沈まない白夜や太陽が顔を出さないクリスマス。なかなか説明しても分かってもらえません。日本にいると東から昇り、西に沈む太陽。

お見せする写真は先月中旬の夕方(6-10時くらい)の北緯65度に位置する街の風景です。

この写真は夕方6時過ぎの東西に開けた道の東の方向です。

sunset00

そう、この時期太陽は北北西に沈み北北東から昇ります。
この時間は西からは日が差さないので、東西に開けた道は、陰って暗くなりはじめます。

北緯65度は北極圏限界線より少し南なので、今の季節、夏至でも太陽は沈みます。北の空に一瞬沈みます。その間も空は青空です。

次の写真はもう少し後の時間、
sunset01


太陽はほぼ真横から、差し続けます。この時間が大変長いので、建物の北西の方向にオーニングのような日除けが必須でもあります。


sunset02


そして空は青空なのに、町は暗くなりはじめます。でも、高いところは最後まで日が当り続けます。

sunset03


もっと緯度が高い場所では、日中太陽は南に位置し、夜中は、北に位置します。

冬は、南の方で少し上がってまた南に沈みます。北の空は曇天なら漆黒の闇が、快晴なら満天の星が、時々オーロラが見えるのが、スウェーデンの北部の日中の空です。

テーマ : シンプルライフ
ジャンル : ライフ

プロフィール

誠設計森の家

Author:誠設計森の家
【ライター紹介】

◆ダーラナの森より
永年スウェーデンの輸入に携わってきた、スウェーデン通。スウェーデンのやわらかい話しからカタイ話までおまかせ。

◆小布施 森の家夫人
小布施町の森の家ギャラリーで、おいしいコーヒーを入れて迎えてくれるオーナー夫人。たいへんなお料理上手!お立ち寄りの際にはぜひ、「野沢菜」を!

◆飯綱の家のてんぐ
スウェーデンの家に魅せられ、高原に赤い家を建てられたご主人。日常から離れ、山で静かに過ごす時間を紹介してくれる。

◆管理人 わた&くろ
誠設計の広報2人娘。
わたは、スウェーデンに感動のひとり旅して以来、ものすごく縁を感じておりマス。くろは、わたの話を聞き、まだ見ぬインテリア王国に憧れを抱いております。

誠設計事務所ホームページ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード