ホスピタルとデザイン展

writer:ダーラナの森

久しぶりの復活です。長いこと病院のプロジェクトに忙殺され、更新できませんでしたと、取りあえず言い訳から始まることをお許しください。今日の話題は、まさに病院プロジェクト中に知り合いましたデザイナーの赤羽みわさん、彼女はスウェーデンの大学で学び、帰国直前に応募したストックホルムの病院のアートのコンペを勝ち、昨年、そのプロジェクトを終了した集大成として、来週から六本木で展覧会を開催します。

私も、国内事例をコーディネートさせていただきました。お近くへお越しの節はぜひ見学ください。

H&D01

H&D2
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44 スウェーデンの家を支える素材達 玄関ドア-1

writer:ダーラナの森

Lady053 日本に輸入されているスウェーデンの大半の玄関ドアは、仕上げがチークやパインです。ところがスウェーデンの一般的な家ではあまり使われていません。古来(海外でも日本でも)外部の木製の仕上げを利用する場合、必ず塗装をします。

アメリカでさえ、リーガルサスペンスの巨匠ジョングリシャムの著書の「ペインテッドハウス」に、主人公のルークが自分の家は貧乏だから家にペンキが塗られていない、大きくなったら家にペンキを塗れるくらい稼げるような大人になると誓う日々をベースの物語が書かれています。

ララミー牧場のスミスは休日になるとはしごに乗って家や納屋のペンキ塗りをいつもしていました。(古い!!)
<閑話休題>
わざと荒く仕上げた木部にたっぷり塗膜をつくり、重厚な色合いと共に豊かな質感、そして最も重要な、厳しい日射や風雨に耐える外部仕上げとなります。国内でも40年くらい前に木製玄関ドアのブームがありましたが、すぐにすたれました。外部に木を使う王道から外れていたからです。

どうしても塗装仕上げでなく木の仕上げのドアを使いたいという要望が時々ありますが、その時は年に数回必ず手入れをしなさいと条件をつけます。それ以外は、美しい仕上げの塗装のドアをすすめます。今、輸入している玄関ドアはスウェーデンの北方にある小さな会社ですが、初めて訪れたとき、最大の売りは大手の最先端の塗装設備に負けない塗装技術ですとアピールされ、まさにその通りだったのでその会社から買うことにしました。

写真は私が輸入しているオリジナルドアです。

43 スウェーデンの家を支える素材達 窓-3

writer:ダーラナの森

スウェーデンの窓の代表 ***突き出し回転窓***

window02 典型的なスウェーデンの窓は、窓の下部にあるハンドルを回し、つきだすと上部が窓枠に沿って下にスライドしてくる方式です。概ね中間地点でガラスは水平になり、もっと回していくと180℃近く回転します。トップメーカーのエリートフェンスター社が開発した窓で、水平軸回転窓(H-Window)と呼ばれ、長きにわたってスウェーデンの代表的窓として愛されているモデルです。その理由は下記にあげられます。

気密が高く安定して維持しやすい高い性能
遮音性が高い
実質的断熱力を高めやすい
防犯性を高めやすい
1枚窓でもガラスの反対側の掃除が容易
様々な換気ポジション

なお、窓の仕上げは、玄関ドア以上に塗装仕上げがポピュラーです。日本向け以外では90%以上が白塗装、数%が他の色の塗装、数%が含浸性のある着色仕上げ(ステイン)などすべてが工場で仕上げた製品が出荷されています。日本に輸出される窓だけが未塗装品です。引き渡し後きわめて短い期間で見るも無残な状態になったり、維持管理が大変だったりしています。
プロフィール

誠設計森の家

Author:誠設計森の家
【ライター紹介】

◆ダーラナの森より
永年スウェーデンの輸入に携わってきた、スウェーデン通。スウェーデンのやわらかい話しからカタイ話までおまかせ。

◆小布施 森の家夫人
小布施町の森の家ギャラリーで、おいしいコーヒーを入れて迎えてくれるオーナー夫人。たいへんなお料理上手!お立ち寄りの際にはぜひ、「野沢菜」を!

◆飯綱の家のてんぐ
スウェーデンの家に魅せられ、高原に赤い家を建てられたご主人。日常から離れ、山で静かに過ごす時間を紹介してくれる。

◆管理人 わた&くろ
誠設計の広報2人娘。
わたは、スウェーデンに感動のひとり旅して以来、ものすごく縁を感じておりマス。くろは、わたの話を聞き、まだ見ぬインテリア王国に憧れを抱いております。

誠設計事務所ホームページ

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